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画像をゆっくり移動させたい!でも速くなっちゃう。どうしよう?

跳ねるアニメーションを作りたいが、どうやってやるんだ?
と困ったことはありませんか?

動画編集をしていると、画像・テキストを動かす機会に多く直面します。ですが、具体的に「こういうアニメーションにしたい!」と思って制作しようとすると、やり方が分からず困ってしまうことがあるかと思います。
そこで今回は、Premiere Pro2025における
・画像やテキストを動かす方法
(例:ゆっくり動かす、くるくる回転させる、跳ねる、拡大させる)
について解説します。
ゆっくり動かす方法
画像・テキストを移動させる方法
タイムラインに配置してある画像・テキストをクリックしてから、エフェクトコントロールパネルを開きます。「モーション」の左側にある「>」マークを押して項目を開きましょう。

動きはじめて欲しい地点に画像・テキストを移動させてから、「位置」の左側にあるストップウォッチマークをクリックしてキーフレームを打ってください。

再生ヘッド(自由に動かせる青い線)をモーション「位置」のアニメーションが終わってほしい時間帯に移動させましょう。
それから、移動し終わってほしい地点に画像・テキストを移動させると、自動でキーフレームが打たれます。

これでOKです。プレビュー再生をしてみて、アニメーションがうまくいっているか確認してみましょう。
移動する速さをもっとゆっくりにしたい場合
プレビュー再生をしてみて、画像・テキストがもっとゆっくり動いてほしいと感じることがあるかと思います。そのような場合は、アニメーションが終了する地点のキーフレームを、アニメーション開始のキーフレームからもっと遠ざけましょう。

くるくる回転するアニメーション方法
画像・テキストの向きを変えたいだけの場合
タイムラインに配置してある画像・テキストをクリックしてから、エフェクトコントロールパネルを開きます。「モーション」の左側にある「>」マークを押して項目を開いてください。

「回転」の青い数値を変更すると、画像の向きが変わります。
例えば「180°」にすると、画像・テキストが逆さまになります。

くるくる回転するアニメーションにする方法

ずっとぐるぐるし続けるアニメーションの作り方も見ていきましょう。
まずはじめに、ぐるぐる回転するアニメーションが始まってほしいタイミングに再生ヘッド(自由に動かせる青い線)を移動させてから、「回転」の左隣にあるストップウォッチマークをクリックしましょう。
すると、この地点にキーフレームが打たれます。

次に、一回転しきってほしいタイミングに再生ヘッドを移動させ、その地点の「回転」の数値を「359°」に変更してください。

今作成した2つのキーフレームを「Ctrl+C」でコピーしてから、「→」キーを一回だけ押して1F分再生ヘッドを進ませましょう。その地点で「Ctrl+V」を押してキーフレームをペーストしてください。
すると、一回転だけするアニメーションを休む間もなく連続させることができます。これをぐるぐる回り続けて欲しい時間分、繰り返しコピペしていきましょう。

これでOKです。プレビュー再生をして動きを確認してみてください。
跳ねるアニメーション方法
画像・テキストを上下に移動させるだけでもそれっぽくなる

画像・テキストを上下に移動させるだけでも跳ねてるっぽく見えます。まずはこれの具体的なやり方を見ていきましょう。
タイムラインに配置してある画像・テキストをクリックしてから、エフェクトコントロールパネルを開きます。「モーション」の左隣にある「>」を押して、項目を開きましょう。
画像・テキストが跳ね始めて欲しいタイミングに再生ヘッド(自由に動かせる青い線)を移動させてから、「位置」の左隣にあるストップウォッチマークをクリックします。

画像が最も高い位置まで跳んでいてほしい時間に再生ヘッドを移動させてから、画像が好みの高さになるまで画像のY座標を上げます。

最初に打った一つのキーフレームを「Ctrl+C」でコピーしてください。
画像が着地して欲しいタイミングに再生ヘッドを進めてから、先ほどコピーしたキーフレームを「Ctrl+V」でペーストしましょう。

プレビュー再生をして、うまく動いているか確認してみてください。
もっと自然な感じに跳ねさせたい場合

先述のやり方では違和感を覚える動きに見えるかと思います。もっと自然な感じに跳ねるアニメーションにすることも可能です。やり方を見ていきましょう。
まずはじめに、画像・テキストをクリックした後、エフェクトコントロールパネルの「モーション」項目に存在する「アンカーポイント」の部分をクリックしてください。
すると、画像・テキストの真ん中あたりに青丸が表示されるので、それを画像・テキストの下辺あたりに移動させましょう。

その後、先述したやり方で、画像が上に跳ぶアニメーションを作成します。

「スケール」項目のそばに表示されている「縦横比を固定」のチェックを外してください。
(※このとき、画像の形が変形してしまったら、スケールの「高さ」と「幅」の数値が同じになるよう修正しましょう)

以下画像の赤枠と同じ感じになるよう、スケール「高さ」のキーフレームを打っていきましょう。

今度は、以下画像の赤枠の位置(合計2か所)にキーフレームを打ちます。
このとき、この2つのキーフレームの「高さ」の数値は現在の数値よりも低くしてください。
(例えば、現在が「100」の場合は「85」とかにしておくのが良いでしょう)

これでOKです。プレビュー再生をしてみて、動き方を確認してみましょう。
動きがなんだかしっくりこない場合は、キーフレームの位置や数値を微調整してください。例えば、飛び跳ねがゆっくりしすぎているならば、キーフレーム同士の距離を縮めてみると改善されます。

拡大するアニメーション方法
タイムラインに配置してある画像・テキストをクリックしてから、エフェクトコントロールパネルを開きます。
「モーション」の左側にある「>」マークを押して項目を開きましょう。

画像・テキストが大きくなりはじめて欲しいタイミングに再生ヘッド(自由に動かせる青い線)を移動させてから、「スケール」の左側にあるストップウォッチマークをクリックします。

次に、画像が大きくなりきってほしいタイミングに再生ヘッドを移動させてから、「スケール」の青い数値を好みの大きさまで大きくしましょう。

すると、自動でキーフレームが打たれます。これでOKです。プレビュー再生をして動きを確認してみましょう。
説明は以上です。お疲れ様でした。
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