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動画編集に一週間かかった!!これって遅すぎ……??

他の人はどれくらい時間をかけて編集しているのか知りたいな
と感じたことはありませんか?

特に動画編集を始めたばかりの方は、「思っていたよりも時間がかかる!」と驚くことがあるかと思います。「短時間でガンガン制作できると思っていたはずが、まさかこんなに時間がかかるなんて……」という焦り、筆者自身も初心者のころに感じた経験があります。
そこで今回は、3年前までは動画編集初心者だった筆者が、自身の経験をもとに
・動画編集にかかる時間はどれくらいか
・動画編集の時間を短くするにはどうすればいいか
について、具体的な事例を交えながら解説していきます。
Q.「自分って動画編集に時間かかりすぎ!?」
A.作業内容によっては仕方ない。でも、時短できる部分もある。
まず結論から言うと、
これが筆者の実感です。
例えば、テキストを入れるだけの作業の場合は数十分で済みますが、多様なアニメーションを使用する動画の場合は下手すると数週間かかる場合もあります。

そのため、作業時間は「作業内容次第」というところが大きいかと筆者は感じます。
作業内容別の目安時間の参考(筆者の例)
筆者は現在、動画編集歴3年です。Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)を使って日々編集を行っています。

Premiere Proは様々なエフェクトを活用でき、時短の手法に関する情報も多く出回っているソフトです。筆者も普段から、多くの効率化を試みながら制作に励んでいます。
ここからは、筆者が実際に行った編集内容ごとの作業時間を紹介します。
動画編集歴3年目で行った作業
【YouTubeのゲーム実況動画編集】
30分の動画を制作
→ 編集時間:約2〜3時間
カットとテロップ入れが中心でした。
比較的短時間で完了するかと思いきや、どの場面を残す・残さないを判断できないうちは時間がかかりました。
慣れてくると、視聴者のテンポを意識した「残すシーン・捨てるシーン」の判断が早くなり、自然と作業時間が短くなっていきました。
【広告動画制作】
30秒の広告を制作
→ 新規制作:約1〜2時間(テンプレあり:数分)
よく似た内容を何個も制作する案件でした。そのため、テンプレートを作っておくことで大幅な時短ができました。
例えば、構成やテロップの位置などをテンプレ化しておけば、諸々を差し替えるだけで完成します。
テンプレを制作済の内容に関しては「数分」で納品できました。
初心者のころに行った作業
【漫画動画制作】
数分の動画を制作
→ 編集時間:約1週間
漫画の静止画素材にアニメーションをつけ、動きのある映像に仕上げるタイプの案件でした。
「どんな演出にするか」「どのコマをどう動かすか」といった部分を考えるのに時間がかかり、結果として1週間ほど要しました。
演出の自由度が高い分、時間もかかりやすかったです。
【対談動画編集】
数分の動画を制作
→ 編集時間:約1週間
動画編集を始めたばかりの頃の案件でした。簡単なカットとテロップ付けのみでしたが、大きく時間を要してしまいました。
複数の話者が登場したため、誰が話しているかを把握して適切なタイミングでテロップを出す必要があります。特に最初はその微調整に多く時間を取られました。
以上のように、「習熟度」のほか、「作業内容」によっても編集時間は異なります。
そのため、「自分が時間をかけすぎているのでは?」と思っても、実は「内容的に当然」というケースもあり得るでしょう。

なので、はじめのうちはあまり気負わず編集を行っていくのが良いかと思います。
筆者の過去と現在の作業時間を見ていただくと分かりますが、編集に慣れていくにつれて、自然と作業スピードは上がります。
動画編集の作業時間を減らすには?
ここからは、筆者が実際に取り入れて効果を感じた「時短テクニック」を紹介します。
小さな工夫も多いですが、積み重ねると作業効率が大きく変わりますよ。
1.ショートカットキーを駆使する
たとえばPremiere Proで書き出しを行う場合、
通常は「画面左上へ移動し、メニューバー近辺にあるボタンをクリックして書き出し画面へ移行し……」と複数ステップが必要です。
ですが、ショートカット「Ctrl+M」を入力すればで一瞬で書き出し画面に移行できます。

慣れてしまうと、「ショートカットなしの編集なんて考えられない」と感じるほど快適になります!
おすすめのショートカット一覧を紹介した別記事があるので、気になる方はご活用ください。
2.作業をテンプレート化する
たとえば…
- オープニング・エンディングの構成
- テロップの位置やスタイル
- トランジションやBGMのパターン
などの繰り返し作業をテンプレ化しておくと、次の制作がとても早くなります。
最初は手間に感じても、長期的に見れば作業時間を何倍も節約できる時短術です。
3.時間のかからない案件を選ぶ
初心者のうちは、どんな案件がどのくらい時間を要するかの判断が難しいですが、経験を重ねるうちに見えてきます。

「短時間で高単価」を意識することは、収入アップの近道でもあります。仕事に慣れてきたらぜひ意識してみてください。
4.PCスペックを見直す
Premiere Proをはじめとする動画編集ソフトは、高い処理能力を必要とします。
性能が足りないと、例えば以下のような症状が出ます。
- プロジェクトの読み込みに5〜10分かかる
- プレビュー再生がカクカクして確認がスムーズにできない
- 素材の読み込みが遅く作業が中断される
こうした遅延は、積み重なると膨大な時間ロスになります。もしこのような事態が発生していて作業時間が長いと感じている場合には、思い切ってPCを良いものに変更するのも一つの手です。

筆者が動画編集を始めたての頃はFRONTIERのPCを使っていましたが、特に不便なくサクサク動いてくれていたので助かりました。重いPCって本当に作業効率が落ちるんですよね……。

ちなみに、PCをじっくり比較したい場合は価格.comが良いですね。筆者はPCに詳しくないので解説することはできないですが、価格.comで見られる「CPUスコア(PassMark)」が20000以上のものに絞って2回PCを購入したところ、失敗はなかったです。
5.スキル不足
最後に、
ただ、これは誰もが通る道なので落ち込む必要はありません。
大切なのは、回数をこなして体で覚えることです。
独学に限界を感じた場合は、動画編集スクールを利用するのもアリでしょう。
質問サポートが充実したスクールであれば、作業スピードを大きく引き上げるための質問をたくさんすることができます。
おすすめの動画編集スクールについてもまとめたことがあるので、気になる方はこちらも覗いてみてください。
まとめ
しかし、
- ショートカットの活用
- テンプレ化
- 案件の選び方
- PC環境の見直し
- スキルアップ
といった工夫を積み重ねれば、確実に作業時間は短くなります。
「動画編集に時間がかかりすぎている」と感じる方は、焦らず一歩ずつ効率化の方法を試してみてください!